ブカブカして床が沈むような場合、床やそれを支える床下の木材がシロアリの被害を受けている可能性があります。
柱が健全であれば軽い引き締まった音がかえってきます。
ポコンポコンと空洞音がするような場合、柱の内部がシロアリの被害を受けている可能性があります。
シロアリは建物内部から被害を及ぼすのでなかなか発見しにくいものです。
- 柱などを叩くとうつろな(にぶい)音がしないか
- 床がブカブカしないか
- 棟や屋根が波うったり傾いたりしていないか
- 水漏れの箇所はないか
- 古い木材がその辺に放置していないか
ひとつでも当てはまる要素がある場合、既にシロアリがいる可能性が高いです。
ヤマトシロアリは頭部がほぼ円筒形で体長の約1/2の長さで、乳白色の液は出しません。
イエシロアリの頭部は卵形で体長の約1/3の長さで、虫に触れると、頭部先端から乳白色の液(防御物質)を出します。
アメリカカンザイシロアリの頭部はヤマトシロアリに似ていますが、体長が約2倍ほどあり、頭部が体長の1/3の長さです。触覚の基部から3番目の環節が長大で、乳白色の液は出しません。
ダイコクシロアリの頭部は、前面が裁断状で、体長の約1/4の長さで、乳白色の液は出しません。
シロアリは名前や形や大きさからして普段よく見かけるあのアリ(クロアリ)の仲間だと思われる方も多いと思いますが、シロアリとクロアリはまったく別の生き物です。
クロアリは建物を食べたりかじったりはしませんが、シロアリは大切な住まいをボロボロに食い荒らす恐ろしい害虫です。昆虫の分類上でもシロアリは等翅目(とうしもく)、クロアリは膜翅目(まくしもく)に分類されます。
羽の生えたアリを見かけたらまずはシロアリかクロアリかを確かめることが大切ですが、羽アリの状態ではシロアリもクロアリも黒く見えます。そこで、羽アリの触覚・胴。羽の部分を比べてみるとクロアリかシロアリかを簡単に見分けることができます。(下図参照)
@触覚
アリの触覚は「く」の字状をしていますが、シロアリの触覚は真珠のネックレスのように数珠状をしています。
A翅
アリの翅は前翅が後翅より大きいのに対して、シロアリの翅は4枚ともほぼ同じ大きさ・同じ形をしています。
B腰
アリは腰の部分が細くくびれていますが、シロアリはくびれはなく寸胴です。



