東京都は関東圏内でもっともねずみの被害調査のご依頼が多い地域です。なんといっても日本の首都であり国際都市なので建築物の種類も多種多様です。また、新宿区や渋谷区、港区を中心に繁華街も日本一の規模で昼夜問わず人の動きがあり、営業、生活を通して排出される生ゴミはねずみ達の餌となり増加の要因となっています。また、24時間快適な温度が設定してある建物内ではねずみ達も快適な生活ができ、営巣し出産を繰返します。一方では、近年都心の再開発に伴い老朽化したビルが取壊され、近代化したビルに生まれ変わることで、そこで生活していたねずみが新たな居場所を求め周辺の住宅区域に居場所を移す傾向が見られます。繁華街ではドブネズミの被害が多いのですが、最近の調査ではクマネズミの生息が圧倒的に多く飲食店や複合施設での駆除依頼の割合よりも一般家庭からの依頼が増加しているのも特徴です。