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ダニ駆除

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ダニの種類

ダニには、肉眼で発見困難なチリダニ・コナダニ等の室内塵性(しつないじんせい)ダニ、人間をも刺咬(しこう)するイエダニ、ツメダニやワクモ類、その他、主に屋外に生息し、服やペットに張り付いて屋内へ入るマダニ類、病気の原因となるヒョウヒダニやヒゼンダニ等多数の種類がいます。環境が良いと大発生することがあり、この場合は、薬剤処理で数を大きく減らし、発生の原因の除去・改善が必要となります。

室内塵性ダニ

早期発見、早期防除が基本です。孵化直後に群棲しているところを見つけた場合は、すぐに薬剤散布をするか、発生箇所を葉や枝ごと除去しましよう。数が少ない場合には割り箸などで取り除くとよいでしょう。素手で触れるのは避けてください。放っておくと、生長した幼虫が分散して駆除が困難になり、被害も広がってしまいますのですぐに対策が必要です。ただし、チャドクガなど有毒なものの場合は、作業時に皮膚に触れないように十分に気をつける必要があります。

人間に寄生するダニ

人の体表や、毛穴等に寄生してアカ・フケ等の老廃物や、室内のカビ等を食べるダニの種類です。ヒゼンダニは、肉眼で見えない程小さなダニで、人の皮膚に穴を掘って卵を産みつけます。疥癬(かいせん)病やアレルギー性皮膚炎の原因となっているダニです。寝具や寝室の消毒と皮膚科での受診が効果的です。ヒョウヒダニは、室内塵性ダニの一種で、人のフケ、アカのほかに微生物の菌糸や胞子、カビや植物繊維等、様々なものを食べており、しばしば大量発生による被害が報告されます。喘息やアレルギー性鼻炎の原因の一つです。

人間を刺咬するダニ

人を刺咬しこうするダニ類として最も刺咬被害が報告されている種類です。イエダニは、ねずみに寄生している種類で、ねずみが侵入している家屋から検出・被害報告があります。ねずみの巣から出た個体や、ねずみが走り回ることで身体から離れた個体が、室内に降りて人を刺咬・吸血します。ツメダニは、室内塵性ダニや微小昆虫を餌とするダニで、人の首筋や腹部等の柔らかい部分を刺咬します。室内塵性ダニの発生しやすいマンションや、裏がビニール張りの畳や、スタイロ畳で被害が多発しています。ツメダニが吸血することはなく、刺咬のみですが、アレルギーを引き起こすことがあります。刺咬・吸血するダニは、病原体を媒介することがありますので、注意が必要です。

屋外から室内へ入るダニ

マダニの一種 出典 日本ペストコントロール協会
人を刺咬・吸血するダニ類で、ペット・野生の鳥や動物に寄生しているダニです。ペットから移る被害や、野生の鳥が天井裏等に作った巣からの被害があります。ワクモ類や、トリサシダニ類等は、野鳥(ハトやスズメを含む)に寄生しており、これらの鳥が天井裏や戸袋に巣を作ると、室内に入り込み人を刺咬・吸血します。特にワクモは繁殖が早く(最適環境下で7日)、早急な対処が必要な種類です。マダニ類は、山野や林に生息している種類ですが、ペットや野生鳥獣に寄生し、人間の生活圏に侵入した場合に被害報告があります。最も大型のダニの一種で、刺咬・吸血被害も大きなものとなります。これらのダニは、最も病原体媒介の危険が高い種類です。

ダニの被害

ダニは一般家庭、施設、ホール等の畳やカーペット、布団・マットレス等のホコリのたまりやすい場所に多く生息し、かゆみを起こしたり、アレルギーの原因となります。イエダニ・ツメダニ・ヒョウダニには特に注意が必要とされます。

不快感

  • 室内塵性ダニが大量発生することでの視覚的不快感
  • 肉眼で見える種類が歩き回ることでの視覚的不快感
  • 刺咬・吸血による身体的不快感
  • 食品等に発生・混入することによる不快感

人間への直接的被害

  • 寄生するダニによる身体的被害(ヒゼンダニによる疥癬病)
  • ダニの糞や死骸・脱皮殻による各種アレルギー
  • 吸血種による刺咬部の化膿や、大型種からの感染症 (マダニ類:紅斑病、ライム病 ツツガムシ類:ツツガムシ病)

ダニの特徴と駆除方法

発生原因と発生場所やダニの種類を特定し、駆除致します。又、施設、ホール、飲食店などでは他の害虫を含め、定期的な衛生消毒をお勧めいたしております。

イエダニ

特徴
体長1mm位で淡褐色~赤褐色、発生源はねずみの巣、或いはねずみの個体に付着しています。吸血後は赤くはれ、一週間位その部分に痒みが残る。吸血部位は、体の柔らかい場所(腹や脇の下など)
駆除方法
ねずみの駆除を行った後、巣の除去を行い室内に薬剤散布し駆除を行う。

ワクモ、スズメサシダニ、トリサシダニ

特徴
体長1mm、灰褐色、発生源は鳥の巣。
駆除方法
戸袋、屋根瓦の隙間などに営巣するため、その巣を除去し、巣の周辺及び室内に薬剤を散布駆除を行う。

ツメダニ類

特徴
体長0.5mm前後で半透明の淡黄色、体の柔らかい部分を刺咬し激しい痒みを伴うため、夜も眠れない場合がある。発生源は主として畳、ジュウタン等。
駆除方法
発生源である畳等を外に出し日干しにしたり、加熱処理をすることによりダニを殺す方法や、畳・床に薬剤を加圧注入し、中に生息するダニを駆除する。

シラミダニ

特徴
体長0.2mm位で昆虫に寄生する特徴をもつ。 人を好んで吸血しないが、ひどい痒みを伴う発疹を生じる
駆除方法
発生源である畳等を外に出し日干しにしたり、加熱処理をすることによりダニを殺す方法や、畳・床に薬剤を加圧注入し、中に生息するダニを駆除する。

ハリクチダニ(イエハリクチダニ等)

特徴
体長0.4mm位。発生源は畳
駆除方法
発生源である畳等を外に出し日干しにしたり、加熱処理をすることによりダニを殺す方法や、畳・床に薬剤を加圧注入し、中に生息するダニを駆除する。

ヒゼンダニ

特徴
体長0.4mm位前後で灰白色、別名疥癬(かいせん)ともいう。皮膚に寄生。疥癬症の人との接触、布団や毛布、下着によりまれに接触感染する可能性もある。
駆除方法
手のひらや指、腹、胸及び腕などに赤い皮疹ができる。これらができたら皮膚科で診察してもらい適切な処置をしてもらう。また室内の寝具や下着などを別洗いにする。また室内に薬剤散布をすることにより除去が可能である。

コナダニ類

特徴
体長0.3mm~0.5mm前後、半透明~乳白色。発生源は畳や乾物、コナ類等に大量に発生するため不快感を与えます。
駆除方法
発生場所を特定し、畳であればツメダニ類と同様の処置を行う。乾物や粉類等が発生源の場合、すみやかに処分する。その後室内に拡散生息しているものを薬剤散布により駆除する。

ダニの特徴と駆除方法

マダニ類 森林・草むら(ペット・人に付着)
イエダニ ねずみに寄生
トリサシダニ 鳥に寄生
ワクモ 鳥に寄生
スズメサシダニ 鳥に寄生
シラミダニ 昆虫に寄生(ワラ床・畳等)
ヒゼンダニ 人や動物に寄生
屋内には侵入しないものの、ハイキングやキャンプなどで野山に出かけるときはツツガムシにも注意が必要です(ツツガムシ病などの病原体を保有しているものもいる)。

施工内容

1.畳への空間処理

2.水周りの空間処理


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