シロアリの兆候
4月末から6月頭までの大量のハネアリは、ほぼシロアリ
4月末から6月頭、5月のゴールデンウィーク期間中のハネアリの群飛。群飛とはハネアリが群れて飛ぶことです。
ハネアリの女王アリは卵を産み続けるので、群れはどんどん大きくなります。
そのためシロアリにとって巣が小さくなり、ハネアリが群飛し、新しいシロアリの巣をつくるための準備を行う必要があります。
4月末から6月頭の群飛は、シロアリのハネアリの群飛。この時期はほぼシロアリとみて間違いないでしょう。何故ならこの時期はクロアリのハネアリは群飛しないためです。
床がたわんできしむのも、場所によってシロアリの注意
普通に床がきしむ場合は違うのですが、床板がたわむというか、例えば、フカフカするような沈み方、きしむというかたわむようなかんじです。
特に、お風呂場の入り口など湿気の多い所、さらに玄関の上り框などをシロアリが好みます。
お風呂場の入り口などは、お風呂場から出た後に濡れたままいて、床も濡れ、そんなことの繰り返しで、床が湿って腐ります。床の木部が腐ったところをシロアリが嗅ぎ付け巣をつくる、といった具合です。
また上り框は通気口がないので湿気がこもりやすく、また人の出入りが多いので、やはり床が湿りやすくなっています。
そういった場所はシロアリが好むところ。その場所で床がたわむような沈み方をした場合、その下では木部がスカスカになっていて、シロアリの巣がある可能性があります。
扉や窓の桟、結露で湿っている所が崩れる場合もシロアリに注意
結局、家の中の木部の湿っている部分は、シロアリにとっての食べ物になりやすいという事です。
結露などで湿っている部分に手を置いたときに、バリバリっと崩れたら…
それはシロアリが木部の内部を食べ荒らしていると思ってください。