今回は老朽化したビルの解体前のネズミ駆除作業のご紹介です。
	都心では再開発や老朽化のために、建物の建築が頻繁に行われています。
	当然ですが、もともとあった建物を壊してビルを建てたり、いくつかの小さな建物を壊して
	ひとつの大きな複合ビルを建築したりします。
	あまり知られていないことですが、ひとつ建物を解体した直後から、近隣にネズミの被害が広がったとか、
	よく耳にしますよね。
	当社でも、ゼネコン樣、解体業者様からのご依頼で、解体工事前に駆除作業を請け負っています。
	ある都心での作業状況ですのでご覧下さい。
	【写真をクリックすると拡大します】
	
	近日中に解体されるビルです。
	
	建物内部の状況です。
	
	室内の状況です。
	
	ネズミの通り道に殺鼠剤を帯状に散布して行きます。
	
	同じく通り道に捕獲シートを敷設して行きます。
	
	ネズミは視力が非常に弱いので隅っこを通る習性があります。
	また、とても用心深いので通りなれた道しか通りません。
	
	そんなネズミの習性を利用して、こんな感じで室内の隅にくまなく
	殺鼠剤を散粉します。
	
	シートも的確に敷設し捕獲準備も万端です。
	
	工事期間中は建物内へ極力人の出入りを制限し、概ね2~3週間の工期中に
	毒餌の追加、捕獲シートの汚損交換等を行います。
	このような一連の作業で、建物に居ついていたネズミ達を一網打尽です。
	建築物の解体前のネズミ駆除に対しては、各行政それぞれの考え方や方針にバラつきがあるようです。
	東京都内を例に挙げましても、ある区では条例により義務化されていたり、こちらの区では今現在は指導の
	段階であったりとまちまちのようです。
	ネズミや不快害虫は地域を揚げて駆除に取り組むのがベストなのでしょうが、なかなかそおはいきません。
	各建築業様もこの問題に対しては、一様に頭をお抱えのようです。
	解体の着工直前に、近隣から駆除要請があり対応に苦慮したとか・・・・・
	このような事が無いように、解体前には若干の時間的余裕を持っていただき、是非駆除作業を
	ご依頼下さい。

  
                


























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