先日このような新聞記事が掲載されていました。
日本に多いシロアリ「ヤマトシロアリ」の女王は、単為発生で分身である新女王を産み、
巣が大きくなると働き蟻などを増やす必要から、新女王と王が交配して家族を増やします。
これは近親交配による遺伝子異常を防ぐためにシロアリが身に着けた繁殖の知恵だと思いますが、住宅などに侵入して加害された場合、その巣は大きくなり続けることを意味します。
したがって予防・駆除をすることが大切ですし、作業には慎重を要することが分ります。
今回の研究発表は、女王は通常、王と交配して産卵しますが、うち2%~5%は単為発生で産み、
それが新女王になることがわかったようです。
長年防除作業に携わってきた物としてこの発表はとても驚きました。
我々は、日々の作業で経験を増やすと共に、新しい知識も得ることによって作業技術の向上を
目指しています。


新築住宅のシロアリ防除工事
今住宅の購入をお考えのお客様も、すでに購入してお住いのお客様もおそらく、あまり気にされて無いことかなと思いますが、現在の木造住宅は建築時にシロアリの防蟻処理が必ずなされています。
上棟から比較的早い時期にシロアリ防除工事は行われ、その後床ができたり壁が張られたりと住宅は完成していきますので、なかなか写真のように柱の一部がオレンジ色になっていることにはお気づきにならないかも知れませんね。
このオレンジ色はシロアリ防除剤の成分ではなく、お施主様には当然ですが、実は役所の検査のためにわざと着色してあります。
時々緑色もあります。
ハウスメーカー様や工務店様の依頼で施工しますが、化粧柱などの誤った塗布や薬剤の飛沫には特に注意を払いながら作業を進めます。
施工前です。
柱や壁材は土台天端より1メートルの高さまで防蟻処理を行います。
コンクリート土間でも土壌処理は必ず行います。
街を歩いていると新築住宅の建築現場を見かけることがよくあると思います。
写真のように柱がオレンジ色だったり緑色だったりすればシロアリの予防処理が行われています。
昨日まで色が着いてなかったけど今日は色が着いてるってことがよく有りますよ。

高所作業です
クマネズミは垂直移動が得意で、時には電線を伝い隣のビルから隣のビルへや人家などでは簡単に屋根から屋根へと移動します。これはクマネズミの習性と原産国に起因します。元来クマネズミは東南アジアなどの熱帯地域に生息していた外来種でした、外敵から身を守るためや木の実などを食べるために木登りを得意としていました。 日本国内に定着してからもその習性は変わらず、高層ビルや高層マンションの上階にも被害が現れています。 私たち防除業者も時には屋根の軒にあるクマネズミの侵入経路を遮断するために高いところでの作業を求められます。
高所恐怖症のスタッフにはとてもきつい作業です。
経年劣化や台風などで壊れた隙間をうっかりそのままにしておくと、ネズミに侵入されてしまいます。
天井裏や壁の中の足音やガリガリ齧る音の原因がこんな場所とは夢にも思わなかったとよく聞きます。

担当者の人柄と説明の仕方がよかったので・・・

制服をリニューアルしました。
本年度から我が社のスタッフの制服をリニューアルしました。
長年ブルーのネイム入り”つなぎ”で仕事をしていましたが、それはそれで皆とても愛着があり
気に入っていたようですが、思い切ってセパレートに変えました。
背中には大きく社名とロゴを入れ、一度見てもらうととても印象に残るようです。
最初はみんなちょっと恥ずかしそうでしたが、お得意先からの評判もよくて大満足です!!
心なしかスタッフ一同、気分も表情も生き生きしてるように見えます。
人間って着る物で気持ちも明るくなりますね。
今からご縁ができるかも知れないお客様! 真新しい制服で張り切ってお伺いいたしますので
どうぞよろしくお願いします。
気持ちも制服も新規一転!
今年のサンキョークリーンサービスはやる気満々です!
害虫・害獣のことなら私たちにお任せ下さい!!。

緊急事態発生
本日の午前中に”大切なお客さま”より一本の電話がありました。
内容は今日午前9時にネズミ防除の作業に来てくれるはずなのにスタッフが来ないが・・・・・
とのことです。
調べてみると、確かに今日伺う予定にはなっていましたが、前回の作業日に次回つまり今日の予定を組んでいたのですが、それをコンピューターに入力し忘れている事がわかりました。
原因を調べると、偶然が重なってしまったのですが、新年度に備えて会社のコンピューターシステムを変更していた事、それらを管理するスタッフに移動があった事、工事代金が早めに支払われ経理が工事完了と処理していた事、で今回の事態が発生してしまいました。
通常ですと日々の作業は現場のスタッフが日程を確認し、必要な書類を持ち出すという流れですが、今回は現場予定に入っていない、書類も完工扱いとなっている、予定していたのは ”お客さま” だけであったと・・・・・これでは ”お客さま” にしかられても当然です。
この問題の対処は、担当のS君に緊急連絡を入れ、すでに着工していた現場を中断させてスタッフを交代させ、S君を至急お客さまの元へ向かわせて事なきを得ました。
”お客さま”には正直に事情を話しお許しを頂きました。
ここで教訓ですが、ミスや失敗をしても、変に隠し立てやいい訳は良くありません。
人間だれしも、失敗はあります。その失敗(クレーム)に対して正直に対応する事で、信頼関係は保たれます。
今回の事で、二つの現場の”お客様さま”にご迷惑をおかけしましたが、きっと当社の誠意は伝わっていると思います。

担当の方がわかりやすく説明してくれたので・・・・

一般住宅のねずみの被害

事業所が抱えるねずみの問題

機材の点検整備
今日は朝から大雨でいくつかの現場が中止となりました。
たまに有るこんな日は日頃忙しくてついおろそかになっている機械や工具の点検や
整備を行います。
道具は職人の命といってもいいくらい、とても大切なものです。
たったひとつのドライバービットやパッキンが無かったり、壊れていたら作業に支障が出ます。
汚れを落とし、分解して清掃したりと人に頼るのではなく、まず自分たちでできる修理や点検は
自分たちで行います。
道具を自分が使いやすいように仕上げていく!これがいい職人がいい仕事をする秘訣でしょう!
毎回作業に洗浄しますが、しらずしらずのうちに汚れてしまいます。
パイプの中も汚れを落とししっかりと清掃します。
ガンもパーツを分解し完璧に清掃します。
劣化したパッキンを交換し液漏れが無いようにパイプとノズルをしっかり締めこみます。
物を大切にする心、エコな時代にはとても大切なことです。
壊れたからといって管単に捨ててしまったり、
新しい物を買ったりはよくないことです。
使える物はとことん使う、そんなこだわりが、
仕事へのこだわりになります。
道具を大切にしている職人の仕事はやはり丁寧で安心できます。