項目 |
内容 |
地域 |
埼玉県北本市西高尾 |
建物構造 |
木造 |
築年数 |
31年 |
基礎形態 |
基礎パッキン工法 |
屋根形状 |
切り妻 |
外壁 |
モルタル 外壁開口部周辺から水染み |
作業内容 |
シロアリ調査・薬剤散布お見積り提案 |
埼玉県北本市西高尾にてシロアリ調査
昨日の雨天から一転、今日は爽やかな秋晴れで清々しい朝でした。シロアリの調査で、埼玉県北本市西高尾の住宅に訪問しました。お客様から「玄関横リビングの壁面に水染み跡があり、黒カビのように変色しているので見てほしい」とご相談を受けました。
建築を担当された工務店様が壁面手前の天井に点検口を造作してくださっており、脚立を使って天井裏を確認したところ、天井梁や柱にヤマトシロアリ(※日本で最も一般的なシロアリの一種)の蟻土(※シロアリが排泄物と土を混ぜて作る構造物)と蟻道(※シロアリが移動のために作るトンネル状の通路)が多数確認でき、シロアリ被害であることが明確にわかりました。
外壁からの水染みの原因はおそらく窓開口部周辺と推測されました。外壁の直下には花壇があり、基礎が半分ほど花壇で埋まっていました。よく観察すると、その花壇部分から壁内に向かって蟻道が形成されており、お客様にも実際にご確認いただきました。
床下には蟻道は見られませんでしたので、花壇から侵入したシロアリと判断できます。床下への薬剤散布および壁内への薬剤注入処理をご提案し、その場でご成約をいただきました。
ここから天井裏を点検しました
シロアリの蟻道がありました
梁の下端に蟻道が見えます
このように、外部環境(花壇や水のたまりやすい場所)が原因でシロアリ被害が発生することは珍しくありません。日常的な観察と、早めの点検が被害拡大を防ぐ重要なポイントです。
弊社では、シロアリ駆除をご依頼いただいたお客様限定で、定期的な無料点検を実施しております(単体での無料点検のみの受付は行っておりません)。建物の状況に応じた最適なシロアリ対策を丁寧にご案内いたします。お気軽にご相談ください。